岸和田だんじり2024は準備万端で大いに盛り上がりそうです!
だんじりの見どころや楽しむためのマナーなどもお伝えします。 8つの地区が参加するだんじり祭りは、町ごとに法被を揃え絆の強さは半端ないです! そんな町ごとに繰り出すやりまわしの凄さは必見です(^^ |
【大阪】大迫力!!豪快なやりまわしを至近距離で体感!!岸和田だんじり祭VIPビューイングシート独占発売決定!! https://t.co/HVEiceF3rw @PRTIMES_JPより
— sora (@HagiwaraSayu) August 1, 2023
Contents
岸和田 だんじり 2024日程(予定)変更有
◎試験曳き:9月初旬14時〜16時 判明次第追記します。 ◎宵宮 (宵祭):9月14日 (土) 6時〜22時 ◎本宮 (本祭):9月15日 (日) 9時〜22時 【令和5年度9月祭礼曳行日程】
【令和6年度10月祭礼曳行日程】
|
だんじりの9月と10月の違いは、だんじりを出す地区の違いです。
地区を「浜手」と「山手」の2つに大きく分け、
9月祭礼は浜手で、10月祭礼は山手で行われるのですが、
9月の方が祭りとしては規模が大きく盛り上がります。
◎混雑が苦手な方は試験曳がおすすめです。
やり回しは宵宮・本宮と変わらないので、検討してみてください。
日程が分かったら、開催場所とアクセス方法をお話ししましょう。
岸和田だんじり開催場所
岸和田だんじり祭りは、岸和田城周辺で開催されます。
岸和田だんじり祭りアクセス方法
◎南海電鉄南海本線で岸和田駅まで行き、そこから北方向に歩いて15分です。
東京から岸和田駅に行く場合、新幹線で新大阪駅まで行き、そこから南海電鉄南海本線の岸和田駅に向かうことになります。
◎自動車でのアクセスは阪神高速4号湾岸線「岸和田南出口」から約5分です
岸和田だんじり見どころ
岸和田だんじり祭りの見どころについてですが、岸和田だんじり祭りは、22台のだんじりが商店街を駆け抜け、やりまわしを披露するパレードがあります。
全力疾走や、やりまわしを迫力満点に楽しむなら初日13時、岸和田駅前のパレードは必見です。
また、曲がり角にさしかかったとき、全速力でスピードをあげてだんじりを方向転換させる「遣り回し」と言われるシーンも見どころの一つです。
岸和田だんじり年番長の役割
各地区のだんじり祭全体の総括的な運営は、
毎年各町から選出される「年番」により行われ、
年番を代表する年番長は、最高責任者として祭りを統括します。
だんじりを持つすべての町では、
子どもからお年寄りまで各年齢層ごとに役割が決められ、
それぞれその役割を分担し、だんじり祭が運営されています。
岸和田だんじり祭の大きな特長の一つは、幅広い世代で統制のとれた組織ができあがっ
ているということです。
岸和田地区の町会の組織・運営
町会の組織・運営
各町の祭礼の運営は一つの町会もしくは複数の町会の連合組織で行われている。
各町会では婦人会、子ども会などの団体と平行して各年齢層ごとに祭礼団体を組織し、一年を通じて祭りの準備や、定期的に奉仕活動、親睦を深める行事を行っています。 このようにだんじり祭が町を一つにしているのです。
町会長 町会の代表者。だんじり曳行の際は曳行責任者とともに、だんじりの前方に添乗する。 曳行責任者 だんじり曳行においての最高責任者。曳行中は常にだんじり前方に添乗する。世話人の中から選出される 相談役・賛助員・参与 町によって名称は異なるが、世話人を終えた年配者の組織。町の長老として祭りのしきたりを後進に指導する。 世話人(55歳くらいまで) 町全体のまとめ役。町の代表として他の町との交流を深め、祭礼の運営を円滑に進める。 若頭(45歳くらいまで) 青年団・組のとりまとめ役。曳行中はだんじりの前後につき、事故防止等に努める。 組(35歳くらいまで) だんじりの舵をとる後梃子を担当する。「十五人組」「三十人組」など町によって名称は異なるが、実際の人数とは関係ない。 青年団(25歳くらいまで) 年間を通じて町の各行事に参加する。だんじり曳行の際は曳き手の中心となる。 少年団・子ども会(15歳くらいまで) 安全な綱の前方部分を曳き、自然にだんじり曳行の基本を身につけていく。灯入れ曳行時は子どもが主役と言える。 引用・岸和田だんじり公式
岸和田では、九月(岸和田地区、春木地区)と
十月(東岸和田地区、南掃守地区、八木地区、山直地区、山直南地区、山滝地区)に分かれ、だんじり祭が行われるわけですが、これら地区は町ごとの法被もあるのでご紹介します。
- 岸和田地区:沼町、筋海町、並松町、下野町、岸和田浜町、岸和田村、岸和田町
- 春木地区:春木南、藤井町、別所町
この力の入れようは半端ない(^^)/
昨年は事故もありましたが、くれぐれも運行に注意して楽しいだんじり祭りにしてください。
この受け継がれた絆なと伝統は守り続けてほしいと思います!
さぁだんじり祭りの運営に町ごとに全力を注いでいる主催者の方たちのお話をしてきましたが、見る側もマナーを守って観覧しましょう。
岸和田だんじり、楽しく観覧するためのマナー
だんじり祭りは本当に勇壮な祭りなんです、その「勇壮」には同時に「危険」もつきものですよね(*_*;
そこで、だんじり見物に来る人たちのための心得をご紹介します。
まず、祭礼関係者や警察官はだんじりの安全曳行と見物人の安全確保のためにいろいろな場所に立っています。
これらの方の指示には、すぐに従ってください。
絶対に脚立やふみ台に乗って見物しないようにしましょう。
それはとっても危険だからぜったいにやらないように。
ゴミは道路に捨てず、各自持ち帰ってください、これ徹底です。
雨の日はレインコートやカッパを持参してください。
傘をさしての見物はとても危険だから避けた方が良いでしょう。
そして、喫煙しながらの見物も絶対にNGです。
当日は広範囲にわたって交通規制が行われるので、車での来場は遠慮したほうが良いでしょう。
電車で来る場合は、岸和田駅周辺は混雑するから、蛸地蔵駅か和泉大宮駅を利用してください。
だんじりには後梃子という舵取り梃子があるんですが、
その後梃子の操作にはだんじりの約二倍の幅が必要なんです。
ですから、だんじりが通過するときは、周りの道路を広く開けて邪魔にならないようにしてください。
特に曲がり角付近では見物の際には注意が必要です。
以前のだんじり祭りでは、だんじりが倒れてしまい、多くのけが人が出てしまったことがあったんです( ;∀;)。
みんなで協力して事故を防ぐようにしましょう。
これらの心得を守れば、楽しいだんじり祭りを安全に楽しむことができますよ(^^)/
さぁ岸和田だんじりを楽しんで、岸和田の観光スポットも同時に見に行きませんか。
岸和田周辺観光スポット
岸和田観光スポット
岸和田市には、岸和田城、岸和田だんじり会館、永楽ダム、きしわだ自然資料館、感田神社、日根神社などの観光スポットがあります
岸和田城
岸和田城は、大阪府岸和田市にある日本の城で、江戸時代には岸和田藩の藩庁が置かれたそうです。
岸和田城の歴史は古く、楠木正成が甥の和田高家に城を築いたのが始まりとされます。
その後、羽柴秀吉の紀州征伐の拠点として再築城され、江戸時代には徳川家康の妹の子である岡部宣勝が入城し、岡部氏13代の居城となりました。
現在は、本丸および二の丸一帯の4.9 ha は千亀利公園として岸和田市が管理しており、本丸庭園は国の名勝に指定されています。
岸和田だんじり会館
岸和田だんじり会館は、岸和田城のすぐ近くにあります。
区分 | 料金 |
---|---|
大人 | 600円(25人以上の団体は400円) |
小学生・中学生 | 300円(25人以上の団体は200円) |
3館共通入場券(発売日より1か月間有効) 岸和田だんじり会館、岸和田城、きしわだ自然資料館の3館に入場できます。 |
700円 |
実物の巨大なだんじりを目の前で見たり、大スクリーンで迫力ある祭の映像を鑑賞したり、だんじりの大屋根の上に乗る体験や、鳴り物と言われる大太鼓、小太鼓等を叩く体験など、体験コーナーもあるそうです。
入場料は600円で、ここだんじり会館・岸和田城・きしわだ自然博物館の3館共通入場券 (700円)を購入して入場することができます。
永楽ダム
永楽ダムは、大阪府泉南郡熊取町にあるダムで、昭和40年(1965年)に着工し、昭和43年(1968年)に完成しました。
このダムは見出川の上流に灌漑用水・上水道水を確保するために築かれ、熊取町の重要な用水源となっています。
また、永楽ダムには、ソメイヨシノをはじめとする700本の桜が植えられており、約2キロメートルの周回路が整備されていて、ランニングや散歩に最適だそうです。
きしわだ自然資料館
きしわだ自然資料館は、岸和田市堺町にある自然博物館で、実物標本や模型、ジオラマなどがたくさんあり、見て、ふれて、体験することで、身近な自然のことをしっかり学ぶことができます。
また、開催されているイベントに参加してみるといつもと違った楽しみ方ができるかもしれません。夏休みの自由研究のネタ探しにもオススメです。
★きしわだ自然資料館の営業時間は、午前10時から午後5時までとなっています。
感田神社
感田神社は、大阪府貝塚市にある神社で、須左之男大神、天照皇天神、菅原道真公をお祀りしています。
創建時期は詳細は明らかではありませんが、600年程前に村の発展のために神様をまつろうと、年寄衆が山城国愛宕郡八坂郷の感神院から須左之男大神を伊勢より天照皇天神を京都の北野より菅原道真公をお迎えして氏神としてお祭りしたのが始まりだそうです。
日根神社
日根神社の歴史はずーと昔から続いています。
昔の神社には社格と呼ばれる格付けがありました。
朝廷から派遣された国司は、任国に着任するとまず国内の主要な神社を巡拝することが決まりでした。
平安時代中期になると、参拝する順序が定められ、最初に詣でる神社を一之宮、その次を二之宮、その次を三乃宮と呼ぶようになりました。
和泉国(現在の堺市以南の大阪南部)は五機内(摂津国・河内国・和泉国・山城国・大和国)の一国で、もとは茅渟(チヌ)と呼ばれる場所で河内国に属していました。
しかし、霊亀2年(716年)に独立して和泉国となり、その際に和泉五社が選出されました。
和泉五社とは、和泉国の一之宮から五之宮までの総称で、大鳥大社・泉穴師神社・聖神社・積川神社・日根神社を指します。
その後、巡拝制度は簡略化され、主要な各神社の御祭神を勧請して一つの社に合祀することで巡拝を代替する総社の制度が生まれました。
和泉国の五社総社は泉井上神社に祀られ、養老4年(720年)には五大社の神輿が一堂に会して盛大な祭りが行われました。
それ以降、毎年8月15日に「一社欠ければ祭事行わず」という取り決めのもと、神事が恒例行事として行われるようになりました。
聖武天皇は特に和泉五社を崇敬し、天平4年(732年)の大干ばつに際しては総社に雨乞い祈願が命じられました。
その効果があって五社と総社に神領6800石が与えられました。
戦国時代に入ると、日根神社は兵火に焼かれ、天正13年(1585年)には豊臣秀吉によって神領地が没収されました。
それにより長く続いた五社のお祭りは中止となりましたが、その遺風は各神社で受け継がれ、日根神社ではこの時から船岡山への神輿渡御が始まったとされています。
すごいですね!
日根神社の「春の祭礼」はおよそ500年前の鎌倉時代の古文書にも見ることができます。
この祭礼は幟に枕をつけて渡御したことから「まくら祭り」と呼ばれるようになりました。
もとは子宝を願う村の娘たちが枕を奉納したのが始まりですが、お祭りに奉納した枕は大変ご利益があるとされ、商売の縁起を担ぐ人や病気の平癒を願う人なども参加するようになりました。
最近では「枕」の恩恵にあやかろうと様々なご祈願の方々がお参りくるそうです。
まとめ
岸和田だんじり祭り2023の開催日やアクセス方法、見どころなどをご紹介しました。
今年は通常通りのだんじり祭りが開催されるので、大いに盛り上がりこと間違いないでしょう。
準備万端ででかけてみませんか?