シニアのあなた、60代に入ると急激に筋肉量が減少してくるってご存じですか。
それを防ぐためには、週数回の筋トレが必要なんです。
そこで、シニアが筋トレを行うことで得られる主な効果を5つ、解説いきます。
Contents
シニアが筋トレすると多くの効果が!
シニアの方で「散歩や軽い運動ならやっているよ!」そうおっしゃる方もいるかもしれません。
しかし、それでは筋肉量の減少は防ぐことはできないんです。
筋肉量の減少を防ぎ、若々しい身体を維持するには筋トレしかないんです。
1.筋力・筋肉量の増加と身体機能の維持
加齢により自然と筋力や筋肉量は減少しますが、筋トレを行うことでこれを防ぎ、筋力や筋肉量を増やすことができます。
これにより、立ち上がる、歩く、階段を昇るなどの日常動作がスムーズになり、自立した生活を長く維持できます。

2.転倒予防とバランス感覚の向上
筋トレで下半身や体幹の筋肉を鍛えることで、バランス感覚が向上し、転倒のリスクが大幅に減少します。
転倒は高齢者の骨折や寝たきりの大きな原因となるため、予防効果は非常に重要です。

3.基礎代謝の向上・体脂肪の減少
筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、エネルギー消費量が増加します。
その結果、太りにくい体質になり、体脂肪の減少や生活習慣病の予防にもつながります。

4.生活習慣病やサルコペニア、フレイルの予防・改善
筋トレは糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の予防・改善に効果的です。
また、加齢による筋肉減少(サルコペニア)や、心身の虚弱状態(フレイル)、運動機能低下(ロコモティブシンドローム)の予防・改善にも役立ちます。

5.生活の質(QOL)や精神面の向上
筋トレを継続することで、体力や自信がつき、外出や趣味など活動的な生活が送りやすくなります。
また、運動によるエンドルフィン分泌でストレス軽減や気分の向上、認知症予防にも良い影響があります。

これらの効果により、シニア世代が筋トレを取り入れることは、健康で自立した生活を長く続けるために非常に有効です。